今回は無料で全巻読める漫画で、
かつマンガとしても面白いし、
これから稼ぎたい人が全力で読むべき作品の紹介。
それがこれ。
クロカン 1
底辺校の生徒が東大合格を目指す、
ドラマ化もされ社会現象になった
あの『ドラゴン桜』を描いた三田紀房さんの作品です。
『ドラゴン桜』はちょうどこの『クロカン』が
連載終了した直後に始まった作品ですね。
で、この物語のあらすじをざっくり言うと
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弱小高校野球部の監督に就任した黒木竜次が、
独特の指導方法でチームを甲子園出場に出場させる
強豪チームに生まれ変わらせる野球漫画。
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なんですけど、これ、野球マンガに
興味ない人にもオススメできます。
野球漫画なんですけど、
野球よりも「人間心理」「社会の現実」みたいな
ところにフォーカスが当たってるんです。
そして、今でこそそんな珍しいことでは
なくなりましたけど、「監督」が主人公のマンガって、
このクロカンがパイオニアだったりします。
「え、監督が主人公なの!?」
って感じだったみたいですよ、その当時は。
三田紀房さんとしても、
このクロカンのヒットをきっかけに、
漫画家としてメジャーになっていきます。
で、このクロカンの面白さというか、
めちゃめちゃ真理をついてるよなーと
感じた部分が次の2点なんですよ。
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1.選手が直接、監督に「お金を払って」指導をお願いする
(ノック1本ごとに〜円、みたいに)
2.監督は基本的に選手に「教えない」で、自分で考えさせる
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まず1に関しては、高野連(高校野球連盟)や
PTAのおばさんたちが聞いたら、
反射的に「ありえない!」と否定したくなるような設定でしょう。
作中の黒木も当然問題視され、
校長先生をはじめとした教員全員、
他にも高校の野球部OBや生徒の保護者などから
突き上げられ、四面楚歌の状態になります。
それでも、黒木は自分の方針を
曲げることは一切ありません。
生徒も色々ゴネたりもしますが、
最終的には黒木の指示に従いお金を払い、
メキメキと野球の腕を上げていきます。
作中でも描かれてますが、
人ってお金を払うことで真剣度が爆上がりします。
文字通り「身銭を切る」ことで
学べることって多いんです。
というか、身銭を切らない学びは
全くと言っていいほど身につきません。
日本の大学生がほとんど勉強しない、
全く学ぼうとしないのは、だらしないからではありません。
単純に、自分でリスクを取ってないから。
親がお金を出してあげてるからです。
実際、僕はちょくちょく
他人のビジネスの相談に乗ることがありますが、
お金を払っていない人は、言ってもやらないんですよね。
「参考にします」とか「考えておきます」とか、ね。。。
そんな、「やりたくありません」という言葉を
オブラートで何重にも包んだ返事を高確率で聞かされます。
でも、それは僕だってそうです。
僕もリスクを取ってない状態だと、
緊張感も集中力も発揮できません。
だから、何かしらリスクを設定する。
「何もお金を払わなくても、真剣にはなれる」
と強がる人もいますが、果たしてそうでしょうか?
本当にノーリスクで真剣になれるなら、
二度寝なんて誰もしないはずです。
それでも、「明日は早く起きよう!」と思ってても、
ついつい二度寝しちゃいますよね?
でもそれが「二度寝したら罰金1万円」とか
設定したら、血相変えて意地でも起きますよね?
僕は自分の「意志の力」なんて信じてませんし、
そんな意志が強い人がいるとも思ってません。
あ、そうそうそういえば。
僕はたまにテニスを起業家の仲間とやるんですが、
以前こんなことがありました。
メンバーの1人が
「負けた方が100円払うようにしましょう」
というペナルティを課したゲームを考案したんですよ。
で、たった100円っちゃ100円なんですけど、
それまで特にペナルティを課してなかった頃と比べて、
緊張感、集中力が段違いになったんです。
サーブ1本打つにも感覚が研ぎ澄まされ、
1つ1つのプレー、ボールを追う姿勢も、
それまで発揮したことがないものを出せたんです。
それまでも遊びとはいえ、
「ガチ」でやってたつもりなんですよ?
でもその時分かりましたね。
ああ、今まで俺は全然「ガチ」じゃなかったんだって。
たかが100円でも、とてつもない効果を実感しました。
それでも『クロカン』の中で
「高校生からお金取るなんてありえない」と
頭ごなしに否定してくる大人たちに対して、
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「バイトしながら野球やる奴は『頑張り屋』で、
監督に金払って練習する奴は『ありえない』のか?
あんたらのいう『教育』ってのは、
社会の矛盾から目を背けさせて、
自分たちが善人ヅラしたいだけだろ?」
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と反論するんですが、激しく同意です。
なんというか、ホリエモンこと堀江貴文さんも
いろんなところで言ってますけど、学校はもっと
「お金」に対する教育をした方がいいです。
お金の問題をタブー視して、
子どもにお金のことを教えないと、
「お金は汚いものだ」
「お金儲けする奴はけしからん」
みたいな捻じ曲がった価値観を持つ人が、
いつまでたっても減りませんもん。
お金に良いも悪いもありません。
あれば便利で、無ければ不便な
ただの「道具」ですからね。
それとこの漫画のもう1つの特徴、
監督の黒木は選手に破天荒な指導をたくさんします。
エースだった部員をエースから外したり、
ピッチャーなんてやったことない部員を
急遽ピッチャーやらせたり。
選手全員のポジションを入れ替えたり。
でも、部員に説明を求められても、
その意図は語らずに、
「お前らで勝手に考えろ」
で基本的に押し通すんです。
ヒントは与えることはあっても、
1から10まで全部教えることはない。
これは野球部に限った話ではないです。
最高のチーム、最高の組織は、
指揮官が何もしなくても、メンバーが
勝手に考え、行動します。
「それじゃ、監督がいる意味ないじゃん?」
と思うかもしれません。
でも、指示は飛ばさなくても、
そこにいるだけでもらえる「安心感」があれば良いんです。
対処法を考える頭は選手が持っている。
でも、人間頭ではわかっていても、
心が追いつかずに動揺することもある。
そんなとき、
「何かあっても責任は俺が取る」
という指揮官、リーダー、監督がそこにいることで、
「心の支え」になるんです。
僕もかつて一緒に働いていた
尊敬していた上司はそういう存在でした。
「基本的にお前には何も教えない。
全部自分で考えて、自分でやれ」
そう言われたんですが、僕がかなりヤバいミスを
仕事でしてしまった時は、その人が代わりに
先方に謝罪に出向いてくれたんです。
しかも、先方は岡山にいたので、
東京から岡山まで新幹線使って、速攻で。
「僕も行きます」と言ったんですけど、
「こういう時のために俺がいる。お前は待ってろ」
と言われた時には、本当に泣きそうになりました。
何でもかんでも、上司、監督が
指示を出してると、部下や選手は
「指示待ち人間」になります。
それは子離れできない親と一緒です。
上司や監督がいるうちはいいですけど、
いなくなったら、何もできなくなる。
上司や監督も、責任を追及されるのが
怖いから、部下に任せられない。
僕が以前関わっていたセミナービジネスでも、
検索すればすぐに分かるようなことでも、
いちいち講師に質問する人が絶対いるんですが、
そういう人は絶対に結果が出ません。
ネットビジネスでも、
「バカでも稼げる」みたいなノリで
売られる教材、高額塾があります。
でも、はっきり言いますが
「バカ」のままでは稼げません。
「バカでも稼げる方法はありますか?」と
聞かれたこともありますが、勉強して知識つけて、
バカを卒業してください、としか言えません。
自分をバカだと思ってる人は、
単純に知識が不足してるだけです。
実際、ビジネスで稼ぐために
必要な知的水準って、中3レベルだと僕は思ってます。
義務教育レベルの知識があれば、
月に100万円くらいは稼げます。
必要な知識をちゃんと身につけて、
それを考えて、適切に運用するだけです。
中学卒業できるくらいの人なら、
誰でもいけますって。
「自分はバカだから考える力がない」んじゃなくて、
考えることを放棄させるような教師、親、上司、監督にしか
出会えてこなかっただけです。
漫画だから当然「行き過ぎた」表現もありますけど、
黒木の指導方法は、決して間違っていないと思ってます。
「リスクを取れるようになる」ことと、
「自分の頭で考え、解決できるようになる」こと。
そういう人間を育てることが、
指導者の役割であるし、教育の目指すものです。
そんなことが学べる『クロカン』ですが、
なんと「Kindle unlimited」なら、全話無料で読めます。
ちなみに僕はamazonプライム会員で、
キンドルアンリミテッドは自動で付いてくるので、
全話買わずにサクサク読めました。
便利すぎますね、amazonといい、Kindleといい。
サクサク読めるので、1日もあれば全巻読めますよ。
クロカン 1
記事で書ききれなかった伝えたいことは、youtube動画で解説しました。
他にも、三田紀房さんが描いた漫画についての感想、
レビューを書いた記事を以下に貼っておきますね。
【感想】マンガ『マネーの拳』は下手なビジネス書100冊読むより価値ある件
【感想】マンガ『インべスターZ』は「稼げる人」「稼げない人」の違いを全て教えてくれる
【感想】大学生は必読!就活マンガ『銀のアンカー』は内定への片道切符
【感想】漫画『エンゼルバンク』から転職以上に大切なことを教わった
竹内
=================================僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。
そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
ありとあらゆる困難から逃げてきた「ヘタレ」でした。
一浪してやっと立教大学に入るも、
大学では体育会応援団リーダー部の活動で
授業をサボりまくり、2年間留年しました。
そんな僕でも、立教大学卒業後、
起業して2年間で10億円以上の売り上げを
文章だけで叩き出すことができました。
一度も会ったことがない人にも、
50万〜100万のサービスがバンバン売れました。
文章だけで一度も会ったことがない女性を
落とした経験もあります笑
ちょっと意味わからないですよね?
でも、僕に何か特殊能力があったわけではありません。
ただ、「ある人との出会い」と「普通に生きてたら知れない情報」を知ることで、
僕は2年という短期間で生まれ変わったかのように、人生を変えることができました。
結局、「知ってるか知らないか」なんですよね。
能力や才能やセンスではなく。
でも、それは普通にネットを検索しても出てきません。
本当に人生にインパクトを与えるような情報って、
無料の検索手段使ったくらいじゃ、手に入らないんです。
でも、ちゃんとした「人との出会い」があれば、
誰でも手に入れることができるし、「知るだけ」で
いま何歳だろうと、誰にでも習得できることなんです。
「普通の人が知らないこと」を知るだけ。
それだけで、僕は自信もお金も人脈も全て手に入れることができました。
以下のリンクから、僕がいったいどうやって
自信、お金、人脈ゼロの状態から今のステージまで
引きあがることができたのか?それを全て無料で公開しています。
2年で10億稼いだ竹内秀敏の人生逆転ストーリー
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