【感想】大学生は必読!就活マンガ『銀のアンカー』は内定への片道切符

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こんにちは、竹内です。

 

今回は、大学生、特に就活生なら絶対に

読んでおいた方がいい本を紹介します。

 

それがこちら。

 

『銀のアンカー』(三田紀房・関達也)


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作者の1人、三田紀房さんの一番有名な作品は、

やっぱりあの『ドラゴン桜』ですよね。

 

『ドラゴン桜』


ドラゴン桜 全21巻完結セット (モーニングKC)

 

言ってみれば、『銀のアンカー』はドラゴン桜のシューカツ版です。

(ドラゴン桜の登場人物、桜木とか水野は出てきませんが)

 

僕は作者の三田紀房さんの作品は大好きで、

ほぼ全て読んでいます。

 

で、どれもオススメなんですが、

この『銀のアンカー』は、三田さんの作品の中でも

そこまで有名じゃありません。

 

 

ちなみに他にも三田さんの作品には

 

『エンゼルバンク』(テーマ:転職)


エンゼルバンク ドラゴン桜外伝 全14巻 完結セット (モーニングKC)

 

『インベスターZ』(テーマ:投資)


インベスターZ コミック 全21巻セット

 

『マネーの拳』(テーマ:ビジネス、経営)


マネーの拳 コミック 全12巻完結セット (ビッグコミックス)

 

『砂の栄冠』(テーマ:高校野球とカネ)


砂の栄冠 コミック 全25巻完結セット (ヤンマガKCスペシャル)

 

なんかがあります。

 

 

そして、この『銀のアンカー』は、

よくある仕事に関する「キレイゴト」は一切書いてません。

 

 

新卒での就職活動における

 

「内定を取るための〇〇テクニック」

「面接でこう言われたらこう切り返せ」

「エントリーシート(ES)を書くための裏ワザ」

 

みたいな、多くの就活生が求めてそうな、

お手軽なテクニックは、あまり書かれてません。

(そういうのを追い求める人は、だいたい内定取れませんが)

 

 

就活のみならず、人生に対する

王道、本質が、漫画ならではの極端な表現や

個性豊かなキャラクターを使って解説されてます。

 

 

・業界の選び方

・企業から求められる人材の条件

・ES(エントリーシート)の注意点

・面接で落ちてしまった場合の対処法

・何社受けても内定が取れない時の心の持ち方

・OB訪問で一番聞くべき質問事項

 

 

なども、これ一冊で全て網羅されてます。

 

 

そして、全8巻と多すぎず少なすぎず、

コンパクトにまとまっているのもいいですね。

 

 

1冊読むのに30分かかるとしても、4時間もあれば読破できます。

昼食後に読み始めても、日が暮れるまでには読み終わる計算ですね。

 

「就活本はありすぎて、何が何だか分からない」

「大学で色々説明されるけど、情報がありすぎて大変」

 

な人は、まずこれ読めばいいです。

 

これ読めば、就職活動の全体像が理解できるので、

何が本当に大事で、何は無視していいのかが分かります。

 

それに、この本は企業の採用担当者も読んでるようですが、

彼らも概ねこのマンガの意見には賛成だそうです。

(一部、極端な表現には思わず苦笑いしてしまうそうですが笑)

 

 

ビジネスの世界に関してまるで無知。

 

 

就活を舐めてる人が読んだら、

耳が痛いことや、「そんなこと言っていいの!?」という

「名言」がたくさん登場します。

 

 

例えばこれ。

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これは主人公の大学生2人が、

自分の進みたい、やりたいことから業界や会社を決めようとした時。

 

彼らに対して、カリスマヘッドハンターである

白川が現実を叩きつける場面です。

 

 

「真実はすべて逆!就活で成功したければ

自分を業界と会社に合わせろ!」

 

 

僕もそうでしたが、大学生くらいの頃って、

社会のことを全く知りません。

 

なので、自分がよく知っている、

関わりの深い業界に興味が向きがちです。

(例えば、ゲームが好きな人なら、ゲーム業界とか)

 

でも、そうするとどうなるかと言えば、

すごく「独りよがり」な就活になりがちなんです。

 

 

下手に知識や興味がある分、

 

 

「私はこう思います!」

「業界はこうあるべきだと思います!」

 

 

と主張はできるのですが、企業が求めてるのはそんな人間ではありません。

 

 

現実には、企業は自分たちと一緒に

「上手くやれる人材」を求めています。

 

 

はっきり言えば、「上の言うことに盲目的に従う人間」ですね。

 

 

むしろ、下手に個性なんか発揮された日には、

上の人間にとっちゃ、そんなやつは煙たいんです。

 

 

黙って上の言う通りにやる。

社内の人間が、言ってほしいことを答えてくれる。

 

 

就活における履歴書、ES、面接というのは、

すべてそれを試しています。

 

 

ところが、プライドが高いと、これができません。

 

 

「自分らしく働きたい」

「興味のないことはやりたくない」

「人に従うのは嫌だ」

「やりがいのある仕事をしたい」

 

 

もしそんな気質があるなら、

就活ではかなり苦労する羽目になるでしょう。

(実際、僕はかなり苦労しましたし笑、内定が取れてなかった同期はみんなそんな感じでした)

 

 

自分が言いたいことではなく、

相手(=希望企業)が言ってほしいことを言ってあげる。

 

 

これはコミュニケーションの基本であり、

さらにいうならビジネスの基本でもあります。

 

マーケティングの考え方に、

 

「マーケットイン」「プロダクトアウト」

 

という概念があります。

簡単に言うと

 

 

「マーケットイン」=お客さんが欲しいものをあげる

「プロダクトアウト」=企業があげたいものをあげる

 

 

ということで、企業とお客様、

どちらを起点に考えるかの違いです。

 

まだ、日本にものモノがまるで無かった頃なら、

「プロダクトアウト」で、十分ビジネスは成立しました。

 

どこの家庭にも「冷蔵庫」「エアコン」「テレビ」がない時代には、

作って出せば勝手に売れたんです。

 

 

しかし、今の日本には生活必需品は溢れかえっています。

 

 

どこかの電気メーカーのように、

どんなに高品質のテレビをドヤ顔で作ったところで、

お客様が「いらない」と思えば売れないのです。

 

で、大学生のシューカツにこれを置き換えると?

 

今は労働力は外国人労働者はいるわ、

システムの発達で人員は間に合ってるわで、

「そんなにいらない」状態です。

 

つまり、志望先の企業に

 

 

「あ、この人欲しい!」(=マーケットイン)

 

 

と思われないと採用されない時代です。

そこで

 

「ありのままの私をみてください」

 

なんてのは、「プロダクトアウト」の発想であり、

そんな言い分は通じません。

 

「嫌なら他で働け」と言われてオシマイです。

 

そんな、一見厳しい、でも至極当然なことを

分かりやすく教えてくれます。

 

 

そう、日本の大学生の99%は、

こんな感じで「自分起点」で考えます。

 

 

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「ブランド志向」「ランキング依存症」

 

 

・少しでも周りに「すごい!」と言われる企業に入りたい

・〜ランキングで上位の企業をとりあえず受ける

 

 

どちらにも共通して言えるのは、「思考停止状態」だということ。

 

 

自分の頭で考えておらず、

世の中の風潮的に「これがいいらしい」というものに

流されてしまっています。

 

 

残念ながら、内定から一番遠いパターンがこのタイプです。

 

 

だって、企業のブランドやランキングに

「すがりたい人間」ってことですからね。

 

 

会社からすれば、おとなしく言うことを

聞いてくれる人間が欲しいのは事実ですが、

「ぶら下がり社員」が欲しいわけではありません。

 

 

会社のために従順に働く人間は欲しくても、

会社にぶら下がろうとする人間はいらん、ということです。

 

 

あとは、このシーンとかも

すごく的を射てて面白い場面です。

 

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白川がアドバイスをする大学生たちは、

外国人だらけのパーティに「日本人らしい」格好をして

参加するように命じられます。

 

舞妓、芸者、忍者、サムライ、、、などなど。

 

最初はスーツで参加しても、彼らは外国人には

1人も相手にされませんでした。

 

それが、ひとたび「日本風」に仮装すると、

外国人たちは一斉に彼らの元に駆け寄ります。

 

 

「ヘイ!アーユーニンジャ!?」

「オウ!ワンダフル!!」

 

 

外国人からはシャッターの嵐。

 

スーツで参加しても誰も興味を

示さなかった彼らに、外国人たちは

熱狂的な興味を示す場面です。

 

「ありのままの私たちには全く興味を示さなかった」

「舞妓や忍者という彼らに興味のある価値を纏って初めて、存在を認められた」

 

 

主人公の1人の女の子が、悔しそうにそう言います。

 

最大の就活生あるある

 

 

「ありのままの私を評価して欲しい!」

「ちゃんと話せば、私のことはわかってもらえる」

 

 

という学生の希望を木っ端微塵に吹き飛ばします。

 

もちろんこれは、

 

「ありのままのあなたになんか、価値はない!」

 

なんて突き放しているわけではありません。

 

 

相手が求める”価値”があって、相手に必要とされたければ

それに「合わせる」ことが大事だ、ということです。

 

 

特に就活生をはじめとした大学生は、

多くがプライドが高く、「承認」されることに飢えています。

 

でも、忘れてはならないのは、

就活も1つの「ビジネス」だということ。

 

「自分」という「商品」を

「お客様」である「企業」に売り込む。

 

そして、ここで言う「商品」は、

20年近く「愛用」してきた商品(=自分)なわけです。

 

いいところも、悪いところも

たくさん知っているはずです。

 

それらをどう表現すれば、

採用して欲しい企業に魅力的に映り、買ってもらえるのか?

 

 

言うなれば、「自分」と言う商品の価値を

徹底的に見つめ直す機会が、「就活」の場です。

 

 

 

その場、その相手にとって最もふさわしい自分を

「演じる」ことができるかどうか。

 

それが就活では一番試されています。

 

 

これは僕も、自分でビジネスやるようになって、

嫌という程痛感しました。

 

 

モノを売る時って、「相手にとって」

興味がある形で見せないと、見向きもされません。

 

僕がいくらコピーライティングのスキルを使い、

ネットビジネスで稼ぐことができることを

力説しても、響く人はかなり少ないです。

 

「コピーライティングを身につけると、人生変わりますよ」

「ネットビジネスをやれば、いくらでも稼げますよ」

 

と言ってもダメなのです。

 

 

相手が普通の大学生なら

 

 

「コピーライティングを身につけると、異性に超モテますよ」

「これ習得したら、就活なんて楽勝になるよ」

「月収100万円くらい楽勝で、バイトなんかしなくてもよくなるよ」

 

 

と言わなければいけませんし、相手が専業主婦なら

 

 

「コピーライティングが身につけば、在宅で月に50〜100万稼ぐことができますよ」

「家事や育児の最中、あるいは昼寝してる間にも収入が入りますよ」

「もう面倒なパートやアルバイトなんかしなくて良くなりますよ」

 

 

と伝えなければいけません。

(大学生の場合に使った「異性にモテますよ!」ってのは、不倫願望のある主婦にしか響きません笑)

 

 

普通に生きるのは「ありのまま」であってもいいけど、

相手が求めている時は「求めているもの」に合わせるのです。

 

 

それは、プライドが高いままではできません。

 

自分に自信があって、いくらでも相手に合わせる

余裕のある人間でないと、できないんですよね。

 

あと、プライドの高さ」つながりでこんなシーンも。

 

silver-anchor04

 

カリスマヘッドハンター、白川に受けろと言われた企業に、

主人公の学生たちが、

 

 

「自分には絶対にそんなところ無理です!」

「どう考えても受かるわけがありません!」

 

 

と、受ける前から全否定するのを諌める場面ですね。

 

これは就活も、ビジネスも、果ては人生すべてに言えます。

 

 

例えば、「美人と付き合う方法」って知ってます?

 

 

実は、これ知ってるだけでも、「美人」と付き合える確率が

3倍くらいになるんですが、知りたいですか?

 

 

簡単です。

 

 

「美人に話しかける」

「美人の隣に座る」

 

 

これだけです。

いや、本気で言ってます。

 

なぜなら、多くの人は美人を前にすると

 

 

「自分には絶対に無理だ」

「なんて話しかけたらいいのかわからない」

 

 

と言って、行動に移さないから。

 

なので、どんなにブサイクでも、背が低くても、

「美人」に接触しただけで、チャンスがもらえるのです。

 

 

実際、僕はこれだけで「美人」と周囲が

評価する人と、付き合った経験が何度もあります。

 

 

もちろん、そこで相手にされない可能性だってあります。

 

 

でも、仮に付き合える可能性が1%だとしても、

100人に声をかければ、1人は付き合えるということです。

 

 

多くの人は、自分のプライドが傷つくのを恐れて、

断られるのが嫌で、エントリーすらしない。

 

 

そうして、果敢に挑戦して撃沈する人間を

「だから言わんこっちゃない」と指を指してバカにする。

 

 

さて、本当の「バカもの」はどちらでしょう?

 

 

僕には、失敗を恐れながらも、果敢に挑戦した人の方が、

ずっと格好いいし、そんな人に惹かれます。

 

 

ビジネスの世界で稼げない人は、

「やっても稼げない」のではなりません。

 

 

そもそも第一歩すら踏み出してない人が大多数なんです。

 

 

だから

 

 

「起業しても3年以内に潰れる会社が95%」

「起業はリスクが高い」

 

 

なんて脅し文句を僕も起業した頃に

散々聞かされましたが、今ならわかります。

 

あんなものはデタラメです。

 

今は2万円からでも起業はできます。

それがなくなっても、日雇いのバイトを2日もすれば、元どおりです。

 

 

これのどこがリスクなんでしょう?笑

 

 

結局、やりもしないで「リスクだ」なんだと

騒ぎ立ててるサラリーマンが作った妄想なんですよね。

 

 

あなたも是非、何かに挑戦する場合には、

「一般的なイメージ」や「周囲の噂」に惑わされず、

「事実」を見つめるようにしてください。

 

 

そして、とにかく行動あるのみ。

 

どうせ99%以上の人は行動しないので、

少し足を踏み出すだけで、上位1%に入れるんです。

 

 

就活も、ビジネスも、恋愛も、人生も、すべて一緒ですね。

 

才能もセンスも必要ありません。

 

必要なのは、ちょっとした「勇気」でしょうか。

 

 

今まで逆境をそこまで経験したことがない人にとっては、

このマンガ『銀のアンカー』は厳しく聞こえることがたくさん書かれています。

 

 

でも、読み終えた頃には、

迷えるあなたの背中を強く押してくれる、

そんな「勇気」がもらえる本です。

 

 

就活を控えていない大学生にも、

できればもっと早い高校生、中学生からでも読んでほしい。

 

晴れて内定を獲得した後、就活が終わってからも、是非読んでほしい。

ビジネスパーソンが読んでも、これは学ぶことがめちゃめちゃありますよ。

 

 

そんな三田紀房さんの就活版『ドラゴン桜』、

『銀のアンカー』はこちらからどうぞ。

 

『銀のアンカー』


[まとめ買い] 銀のアンカー(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

竹内

 

追伸

 

ちなみに、三田紀房さんの他の作品に関しては、

以下の記事でまとめたのでこれらもオススメです!

 

→ 【感想】マンガ『マネーの拳』は下手なビジネス書100冊読むより価値ある件

→ 【感想】マンガ『インべスターZ』は「稼げる人」「稼げない人」の違いを全て教えてくれる

【感想】漫画『エンゼルバンク』から転職以上に大切なことを教わった

→ 無料で読める漫画『クロカン』から学べる指導者の役割、お金を稼ぐ、結果を出す人に必要なこと

→ 『砂の栄冠』から学べる「人間操作術」とクソ上司のトリセツ

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僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。

そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
ありとあらゆる困難から逃げてきた「ヘタレ」でした。


一浪してやっと立教大学に入るも、
大学では体育会応援団リーダー部の活動で
授業をサボりまくり、2年間留年しました。


そんな僕でも、立教大学卒業後、
起業して2年間で10億円以上の売り上げを
文章だけで叩き出すことができました。


一度も会ったことがない人にも、
50万〜100万のサービスがバンバン売れました。


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ちょっと意味わからないですよね?


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