先日、両親に独立を反対された話をしましたが、その時のことを細かく言いますと、両親は典型的な｢レールから外れることを怖がる｣人達で、当然反対されたのですが、反対されることは構わないのです。それよりも、｢今まで自堕落に生きてきたお前なんかに何ができるんだ！｣と言われました。
こっちの方が、私にとって、ずっと傷つきました。 ｢確かに自堕落だったけれど、その間辛くて苦しかったことを、この人達は分かってはくれなかったんだ｣と、辛い気持ちになりました。竹内さんの言うように、親は過去の自分で判断するため、反対されるのも仕方ないし、それを説得させたいなら実践し続けることが大切と私も思います。ただ、このまま反対する親の視線を浴びながらやっていくことに、ストレスで潰れないかが不安です。
そこで竹内さんにお聞きしたいのは、周りからのプレッシャーに押し潰される時のメンタルケアです。 気が向いたらで構いませんので、お返事お願いします。(２０代・男性から)
先日僕のメルマガ読者さんの一人から
寄せられた質問で、これすごい「あるある」な悩みですよね。
で、これ他の人にも役に立つ
内容だと思ったので、
公開回答させてもらいます。
この人の場合は独立ですが、
受験も含めた進路相談で、
親に反対されて辛いって人は本当に多いです。
で、そういう人たちの多くが
かなり大きな勘違いをしています。
まずこの方が一番最後に求めている
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周りからのプレッシャーに押しつぶされる時のメンタルケアの方法
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ですが、残念ながら「特効薬」はありません。
気休め程度のものならいくつも
教えられますが、それは所詮
「対症療法」なんですよ。
例えるなら、
いつも裸で寝ていて、
風邪を引いてしまう。
風邪をひいたときに、
その症状を和らげる方法、
何かありませんかね？
そう言われているようなもので、
「いや、まず服着ようよ笑」って思いません？
いくらビタミンCとか摂っても、
裸で寝てるうちは、またすぐに
風邪引くじゃないですか？
それと一緒で、この人は
根本的な原因が見えないかな？と感じました。
僕がいつもいろんな記事や
動画でお伝えしてることですが、
「問題設定」は「問題解決」よりもはるかに大事です。
この人も一緒で、僕から言わせれば
この人に必要なのは「メンタルケア」じゃありません。
親から距離を取ることです。
親のそばにいるうちは、
この人のメンタルはやられ続けます。
人は「環境」の影響力を
モロに受ける生き物です。
「環境」の影響力の前では、
小手先の「メンタルケア」なんて無意味です。
親のそばにいて辛いなら、
実家にいるならとっとと出て行くか、
一人暮らしなら連絡を絶つことです。
こんなことを言うと、
「なんてひどいやつだ！」と
怒り出す人がいます。
ですがそれは、
「親を悲しませてはいけない」
「親を喜ばせないといけない」
という価値観に囚われてるだけ。
もっとはっきり言うなら、
親に依存してるだけです。
親を喜ばせ、悲しませないのは簡単です。
親のいいなりの人生を歩めばいいんですから。
・親が喜びそうな大学に進学する
・親が喜びそうな友人と付き合う
・親が喜びそうな彼氏、彼女と付き合う
・親が喜びそうな会社に就職する
・親が喜びそうな結婚相手を見つける
・親が喜びそうな子どもに育てる…
「親を喜ばせなきゃ、悲しませちゃいけない」
そんな価値観で子供を授かれば、
その子どもにも「自分が喜ぶような」
進路しか許さない親になるでしょう。
子どもにとって、親という存在は
別格であり、特別なんですよ。
しかし、だからと言って
親が子供を「奴隷化」して
いい筋合いはありません。
今回質問をくれた人も、
「自堕落に生きてきた」と言ってます。
それは、この人なりに、
「親の愛情」に飢えていたんだと思います。
心の底から、「どうしたの？」と、
言って欲しかったんじゃないでしょうか？
「無理にちゃんとしなくていいんだよ」と、
言って欲しかったんじゃないでしょうか？
僕にも「頑張らないこと」で、
親の気を引こうとした経験はあります。
そこで「ちゃんとしろ」と怒鳴ったり、
無関心を装うとするのは、親が子どもと
向き合うことから逃げているだけです。
親も子供も、どちらもお互いに
「依存」してるわけです。
だから、この人の場合も、
親から離れないのではなく、
親から離れられないのではないかと思います。
ぜひ、親との関係で悩んでいる、
自分の心に蓋をしてしまった人に、
聞いてほしいことがあります。
「自立する」ということは、
親を「裏切る」ことと同義です。
親が反対しようが、悲しもうが、
「私はこれをやるんだ！」と貫くことです。
それができたときが、
子どもが「自立」したときです。
それを認めることができた時が、
親が「自立」したときです。
・いい大学に入って、親に認められたい
・いい会社に入って、親に喜んでもらいたい
・たくさん稼いで、すごいと言われたい
・３０までに結婚して、親を安心させたい
・早く子供を作って、親に孫の顔を見せたい
別にこの判断自体を否定はしません。
ただ、それならその先も
「人の顔色を伺う人生」が
待っていても、すべて受け入れないといけません。
人生は本来、誰のせいにもできないんです。
それが「自立」するってことです。
僕は大学卒業してすぐに、
就活で内定取っていた会社を辞退し、
独立起業する道を選びました。
そりゃきっかけはありましたが、
最後は自分で決めました。
「起業」するってのは、
「自立」するってことです。
「自立」したくないのなら、
大人しく就職して、サラリーマン
やってた方が幸せでしょう。
企業は会社のせいにはできません。
精神的な「自立」が求められます。
なので、冒頭の相談者は、まさに
「本気で起業する気あるのか？」
と、両親から試されているのでしょう。
本気なら、「親を裏切れる」はずです。
それは決して冷たいことではないです。
一つ上の次元から
見たときの「優しさ」です。
しかし、ここを乗り越えると、
人は精神的に大きく成長できます。
「親の人生」に別れを告げて、
「自分の人生」が始まります。
親は親で、「子離れ」できたら、
最終的には子どもを応援できるはずです。
子どもにとっても挑戦、
親にとっても挑戦なんですね。
僕はいくつになっても
「挑戦」する人はカッコいいし、
僕も挑戦する人間でありたいと思っています。
僕は動画やブログ、メルマガなどで
お金の稼ぎ方を教えていますが、
お金は「自立」のための、
ただの「手段」だと思ってます。
怒っているウザい親も、
実は内心、苦しいんですよ。
それを一つ上の次元から
「辛そうだな」と見れるようになったら、
子どもが親を超えた瞬間です。
そうやって、自分より子ども、
子供より孫がたくましくなっていく。
そんな家庭がたくさん増えたら、
世界はもっと楽しくなると思うんですけどね。
「親を裏切る」ことは、
「最大の親孝行」なんですよ。
竹内
追伸
親の言いなりで生きてきた人生が
長い人ほど、今回の記事は理解できないと思います。
その場合、ぜひ最低１０回は
繰り返し読んでもらえたら少しは理解できると思います。
あと、説明したりないこともあったので
youtubeで動画も撮ってみました。
そう言えば、「メンタル強化方法」についても前に
動画撮ってたの思い出したので、ついでにこれも載せておきます。
追伸の追伸
僕が立教大学卒業してすぐに
起業したきっかけは下の電子書籍の中で
書いてますのでぜひ。無料です。
=================================僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。
そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
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