こんにちは、竹内です。
エジソンのエピソードを誤解している人って多いですよね。
彼が白熱電球を発明するまでの話のことです。
新聞記者に
「何万回も失敗したので、苦労しましたね」
と言われた時に
「私は失敗なんかしていない」
「上手くいかない方法を1万回発見しただけです」
とか言ったとされる、あの有名な話です。
この話を受けて
「やっぱり、成功者は何事もポジティブに考えるんだ」
「いくら失敗しても、根気よく諦めないことが大事なんだ」
みたいな解釈をしている人が多いです。
でも、普通の人がエジソンと同じように、
失敗を失敗と考えないようにするとどうなるか?
…ほぼ確実に、挫折するんですよね笑
どこかで、心が先に折れる笑
この話は、大前提の部分が抜け落ちたまま、
表面的な部分だけが、1人歩きしているんですよ。
そもそもなぜエジソンは、
1万回にも及ぶ「失敗」にもめげずに、
黙々と実験し続けられたのか?
その背後には、彼の母親の存在があったんです。
エジソンの母親は
「おたくの子どもの脳みそは腐っている」
と、社会や学校の先生から浴びせられます。
ヤバいくらい、人格を否定されまくっていたのです。
でも、社会全体から否定されるエジソンを
母ナンシーだけは、最後まで見捨てませんでした。
学校には任せず、彼女は1人で彼を教育しました。
エジソンが疑問に思ったことには、
普通の人なら「くだらない」と一蹴するようなことでも、
エジソンが納得いくまで付き合いました。
彼女は、息子を一切否定しませんでした。
持てる愛情を全て注ぎ、彼を教育したのです。
いくつになっても、
男にとって母親の存在は大きいんです。
誤解を恐れずに言えば、全ての男はマザコンです。
最も愛する人からの、最大級の無償の愛。
世界中が敵に回っても、
自分にとって一番大切な人だけは、
自分に味方してくれている。
男にとって、これほど安心感と自信を与えてくれるものはありません。
自分に対する、絶対的な自信。
それこそが、何万回もの「失敗」すらものともしない、
不屈の精神力の源だったんです。
しかし、残念ながら現代に生きる
多くの人には、それがありません。
親、学校、社会、友人から
「お前になんか出来ない」
「お前は頭が悪い」
「どうしてこんなこともできない?」
「そんな子に育てた覚えはありません」
そんな心ない言葉のシャワーを
浴びる内に、どんどん自信は奪われます。
「自分は所詮、この程度」
「僕(私)は、頭悪いからさ…」
そうして、「上手くいかない自分」には、
価値が無いと、多くの人は思うようになります。
だから、「失敗」が重なると、
どこかで心が折れてしまうんです。
そうして
「結果が出せない自分には、価値が無い」
という「信念」が、ますます強化されます。
でも、本当はそこで
「自分には、根気が無い」
「自分は、精神的に弱い人間だから」
と思う必要は、全く無いんです。
そもそも、精神力に個人差なんて、ほとんど無いですから。
精神力の問題じゃないんですよ。
心が折れやすいかどうかなんて、自分に対する自信の差でしかありません。
さらに言うなら、それを支えているのは、
自分の心の支えとなる「絶対的な存在」がいるかどうか
でしかありません。
「強い人間」がいるのではありません。
「強くしてくれる人」がいるかどうか、なんです。
エジソンの場合は、それが母親でした。
失敗を重ねても、自分の価値は揺らがないという自信。
その根底にある、最も信頼する人からの愛されているという実感。
それこそが、現代の多くの人に、
一番求められているものかもしれませんね。
だとしたら、
「今時の若者には、忍耐力が無い」
「なよなよしていて、頼りない」
「自信がなさそう。もっとシャキッとしてほしい」
という40〜50代の親世代の批判は、どうなのでしょう?
彼ら彼女らは、部下や子どもに、どこまで愛を注いでいるのか?
自分が親にやられたことを、部下や子どもにもやっていないか?
どの世代でその「因果」を断ち切るつもりなのか?
最近の若者は、極端に安定志向だと叫ばれます。
子どもに「将来の夢は何か?」と聞くと、
「公務員」と答える子が増えているそうです。
公務員は、あくまで社会の下支え的な存在であり、
公務員ばかりが世の中に増えたら、経済は間違いなく滞ります。
しかし、この問題の本質は、
若者が「安定」を求めていることにあるのでしょうか?
彼等が求めているのは、本当に「職業的安定」なんでしょうか?
そう思えないのは、僕だけでしょうか?
今、自信を奪われて「我慢の人生」を
余儀なくされる人に本当に必要なのは
「心から愛されているという実感」
なんじゃないでしょうか?
そこを直視できずに
「年収1000万円を目指したい」
「高級車とか、ブランド物で身を固めたい」
という欲求に走ったところで、、、
本当に、心は満たされるんでしょうか?
これ、実はかなり大事な問題だと思ってます。
多くの人に真剣に考えて欲しいので、
こうして記事にもしているわけです。
毎日、確かに忙しいかもしれません。
忙しさに身を任せて、面倒なことは
極力考えない方が、確かに楽だと思います。
でも、人生は有限なんです。
「間違った答え」を求めていたことに、
死ぬ間際で気づいても取り返せないんですよ。
「忙しさ」に、逃げてはいけないんです。
全ては、残酷で受け入れがたい「現実」を
受け入れることからしか、始まらないんです。
追伸
どんなにミスをしても、見捨てずに
僕のことを受け入れてくれる。
どんなにダメでも、見放さずに一緒にいてくれる。
自分の醜い部分も、弱い部分も
否定せずに受け入れてくれる。
そんな人に出会えただけで、
生まれてきてよかったと思えます。
僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。
そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
ありとあらゆる困難から逃げてきた「ヘタレ」でした。
一浪してやっと立教大学に入るも、
大学では体育会応援団リーダー部の活動で
授業をサボりまくり、2年間留年しました。
そんな僕でも、立教大学卒業後、
起業して2年間で10億円以上の売り上げを
文章だけで叩き出すことができました。
一度も会ったことがない人にも、
50万〜100万のサービスがバンバン売れました。
文章だけで一度も会ったことがない女性を
落とした経験もあります笑
ちょっと意味わからないですよね?
でも、僕に何か特殊能力があったわけではありません。
ただ、「ある人との出会い」と「普通に生きてたら知れない情報」を知ることで、
僕は2年という短期間で生まれ変わったかのように、人生を変えることができました。
結局、「知ってるか知らないか」なんですよね。
能力や才能やセンスではなく。
でも、それは普通にネットを検索しても出てきません。
本当に人生にインパクトを与えるような情報って、
無料の検索手段使ったくらいじゃ、手に入らないんです。
でも、ちゃんとした「人との出会い」があれば、
誰でも手に入れることができるし、「知るだけ」で
いま何歳だろうと、誰にでも習得できることなんです。
「普通の人が知らないこと」を知るだけ。
それだけで、僕は自信もお金も人脈も全て手に入れることができました。
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