大学の部活、サークルの新歓の問題点とビジネスの共通点5。サイモンシネックの動画の復習。

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体育会の部活、サークルの
新歓(新入生勧誘活動)記事を
読んだ僕のメルマガ読者さんから

 

「もっと新歓について教えて欲しい!」

 

って連絡が来たので、続編を書いてみます。

 

僕も立教大学体育会応援団に
所属していた時はやっちゃってたんですが、
「伝えるべきこと」を間違ってる
体育会の部活、サークルがほとんどです。

 

ほとんどのサークル団体は
「どうやって?(How)」や
「何を?(What)」を必死に伝えます。

 

テニサーだったら

 

「テニスをやります!」

「飲み会をやります!」

「夏休みには旅行に行きます!」

 

とかが「何を?(What)」です。

 

「活動は週に3日だけ!楽だよ!」

「サークルのメンバー同士は仲がいいよ!」

 

とかが「どうやって?(How)」です。

 

でもさ、正直そんなの
どーでもいいんですよ。

 

そこで差別化できないんです。

 

有名なので知ってると思いますが、
サイモンシネックの「Whyから始めよ」という
ゴールデンサークルのプレゼン動画を思い出してください。

 

TEDに上がってるやつです。

 

てか、これです↓

(再生時間17分)

 

内容を簡単に要約すると、
優れたリーダーは伝える時に、
「Why(なぜ?)」から説明するということ。

 

「なぜそれをやる必要があるのか?」ってこと。

 

「目的」「理念」「使命」「想い」「ミッション」…
いろんな言葉で言い換えられます。

 

手垢のついた例えですけど、
これを体現したのが「iphone」や
「mac」で有名なApple社ですね。

 

論より証拠、以下は「ipad air」が
発表された時に公開されたCMです。

(再生時間1分)

 

このCMでは一切

 

「これはipad airって言うんだよ!(What)」

「ipad airを使うと、こんなことができるよ!(What)」

「ipad airはこんな風に使えばいいんだよ!(How)」

 

とは字幕に入れてません。

 

まあ、正確には
「サブリミナル(刷り込み)」で
映像の中に忍び込ませてますけど、
いちいち文章で説明してません。

 

動画の中でメインで語られているのは、
「ipad air」に込められたAppleチームの「想い(Why)」だけ。

 

「Why」は「感情」に訴えかけるんです。

 

「人は感情で行動を決定し、論理で行動を正当化する」

 

コピーライティングを学んだ人なら
絶対に知ってる、販売心理学の基礎ですね。

 

人の心を動かしたければ、
「感情」動かさんとダメよってこと。

 

「何を?(What)や「どう?(How)」では、
感情ではなく論理しか動かせないってことです。

 

熱狂的なファンを獲得してる人、
団体はみんな「Why」から説明します。

 

「公民権運動」で有名な
キング牧師の演説とかもそう。

 

「私には夢がある(I have a dream.)」

 

というフレーズは誰でも知ってます。

 

そして、人の心を打ちます。

 

それは「夢」というのが「想い」であり、
それが「なぜ?」の説明だからです。

 

あれがもし

 

「私には黒人解放をする具体的プランがある(What)」

 

だったら、そこまで感動しなかったはずです。

 

そんな演説したら、ちょっと頭が回る人に
重箱の隅をつつかれて、公民権運動は
頓挫していたでしょう笑

 

実際、「私には夢がある」は知ってても、
キング牧師が実際に何をしたか、
知ってる人はほとんどいません。

 

それでも、あの「中身(WhatやHow)」のない
演説を聴きに、25万人が集まったわけです。

 

その25万人のうち4人に1人は、
敵対相手だったはずの「白人」だったことを
考えたら、いかに「Why」で訴えることが
パワフルかもわかるでしょう。

 

例えば、僕が所属していた
体育会応援団リーダー部も、
「What」や「How」ばかり説明してました。

 

「春と秋に東京六大学野球の応援をやる(What)」

「6月には『六旗の下に』というイベントがある(What)」

「吹奏楽部やチアリーディング部と仲がいい(How)」

「一生の思い出になる(How)」

 

そんな他の部活だって言ってる
「決まり文句」じゃ、心は動かされないんですよね。

 

「応援団は上下関係が厳しいから、
今どき入ろうという人はいない」

 

なんて「常識」のせいにするのは言語道断です。

 

人の心を動かせると、
「常識」をシカトできます。

 

実際、Appleの製品は
相場を無視しまくった法外な値段ですが、
発売日にはAppleストアに行列できますからね。

 

買わない人もいますよ、そりゃ。

 

でも、そういう人は、最初から
「お客様」ではないからいいんです。

 

大切なのは、「心動かされる人」の心を
確実に打ち抜くことです。

 

「なぜ応援団でなければいけないのか?」

「他の部活じゃダメなのか?」

「『応援』である必要性は?」

「なんで『あなたたち』じゃなきゃダメなの?」

 

そこの「Why」の部分を明確に、
はっきりと答えられないと、

 

「週に何回練習がある(How)」

「アメフト部や野球部の応援をする(What)」

 

みたいな頭を使わなくてもできる
説明しかできなくなります。

 

そう、「なぜ?(Why)」を説明するには、
頭で考える必要があるんですよ。

 

「なんで俺たちじゃなきゃダメなのか?」

「なんで自分じゃなきゃダメなのか?」

 

これは誰も教えてくれません。

 

学校の先生が一番教えてくれない、
でも人生で一番大事なことです。

 

自分or自分たちで考えないと、
これはひねり出せない。

 

「なぜ(Why)」を考えることを
放棄して生活してきた学生は、
就職活動(就活)で苦労することになります。

 

「なんで他の学生じゃなくて、
お前に内定出さないといけないの?」

 

「なんでこの仕事なの?」

 

「お前はなんでそれがやりたいの?」

 

僕は就職活動時、
これに対する回答が甘すぎたので、
ことごとく面接で落ちまくりました。

 

逆に言えば、「なぜ?(Why)」に
明確に答えられるかどうかが、
人や団体を見極める上での試金石にもなります。

 

「自分(たち)が何を取り上げられても、
これだけは譲れない、というものがあるか?」

 

「なんのために?誰のために?なぜお前が?」

 

これがはっきり答えられないと
「コモディティ(他と大差ないもの)」になります。

 

ビジネスなら、「価格競争」になります。

 

街中にある平凡なラーメン屋さんとか、
雑貨屋さんみたいにね。

 

人と話すとき、文章を発信するとき、
常に意識しましょう。

 

モロに「生き様」や「存在意義」が
問われるので、何となく過ごしてきた人には
自分と向き合う、とても辛いプロセスになるでしょう。

 

それが嫌なら、
「平凡な人」「平凡な団体」
「平凡な人生」「平凡な歴史」を歩むことです。

 

「卓越した何か」になりたいなら、
知的作業から目を背けないことですね。

 

ちなみに、過去に書いた
大学の新歓系の記事はこれら。

 

→ 大学の部活、サークルの問題点とビジネスの共通点1

→ 大学の部活、サークルの問題点とビジネスの共通点2

→ 大学の部活、サークルの問題点とビジネスの共通点3

→ 大学の部活、サークルの問題点とビジネスの共通点4

→ 大学応援団が部員獲得したいなら「レバ」は必須やで

 

竹内

 

追伸

 

「新歓のビラをどんな色にする(How)」とか

「新入生にどんなネタを振るか(What)」とかよりも、

考えるべきことがあるってことです。

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僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。

そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
ありとあらゆる困難から逃げてきた「ヘタレ」でした。


一浪してやっと立教大学に入るも、
大学では体育会応援団リーダー部の活動で
授業をサボりまくり、2年間留年しました。


そんな僕でも、立教大学卒業後、
起業して2年間で10億円以上の売り上げを
文章だけで叩き出すことができました。


一度も会ったことがない人にも、
50万〜100万のサービスがバンバン売れました。


文章だけで一度も会ったことがない女性を
落とした経験もあります笑


ちょっと意味わからないですよね?


でも、僕に何か特殊能力があったわけではありません。


ただ、「ある人との出会い」と「普通に生きてたら知れない情報」を知ることで、
僕は2年という短期間で生まれ変わったかのように、人生を変えることができました。


結局、「知ってるか知らないか」なんですよね。
能力や才能やセンスではなく。



でも、それは普通にネットを検索しても出てきません。


本当に人生にインパクトを与えるような情報って、
無料の検索手段使ったくらいじゃ、手に入らないんです。


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