「経営の神様」に学ぶ部下、後輩、子どもの指導方法

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こんにちは、竹内です。

 

今回は「経営の神様」と言われ、

一代で日本を代表する超大企業を作り上げた

故・松下幸之助さんの部下の指導の仕方を紹介します。

 

そんな彼の部下の指導方法は、

やはり普通の人とは違っていました。

 

彼は部下に対して

 

「何度言ったら分かるんだ!」

 

なんて、世間で一度は耳にする

上司が部下に言うようなことは、

一切言わなかったそうです。

 

代わりに、彼は部下に同じことを1000回以上、繰り返し伝えたそうです。

 

10回でも100回じゃないですよ。

 

1000回です。

1日1回でも、3年間、毎日言い続ける計算です。

 

形や言い回し、シチュエーションを変えて、

同じことを、違う言い方でひたすら伝え続けたようです。

 

彼の部下の

 

「うるせえええええええええええ」

「しつこいんじゃボケエエええええ」

「いい加減にしろやあああああああ」

 

という心の叫びが聞こえてきそうです。笑

 

でも、彼はおそらく分かっていたんですね。

 

1度言ったくらいで伝わることを期待するのが、
いかに傲慢な考えだということに。

 

「経営の神様」は、さすがでした。

 

「企業は人なり」

 

という両手で数えられる文字数の名言を残していますが、
この言葉はシンプルですが、安易に共感できない「深み」を感じます。

 

毎日のように文章を書いていると、

必ずどこかで壁にぶち当たります。

 

 

「どうして分かってくれないのか?」

「なんでそう解釈しちゃうのか?」

「何度書いても伝わらない」

 

 

僕はこれまでに、そうやって自分の本意が全く伝わらず、

何度も絶望してきました。

 

特に、書き始めの頃は顕著でした。

 

こちらも「言葉足らず」ですから、

そもそも言いたいことが全然正確に言えません。

 

言いたいことが上手く言葉にできない苦悩。

そして、たとえ言葉にしたとしても、それが全く伝わらない絶望。

 

次第に伝える気力が失せていき、

理解しない相手に、責任を転嫁し出すんです。

 

「何度言ったら分かるんだ!」

 

という感じで。。

 

でも、ある時気づくんですよ。

 

「理解してもらえるのが前提」で考えている自分に。

 

これはキツいんですよ。

 

だって、理解してもらえれば「プラスマイナスゼロ」ですけど、

理解されないと、「マイナス」ですから。

 

負けるか引き分けるか、

どちらかしかない勝負に挑むようなもんです。

 

でも、「理解してもらえないのが前提」になると、すごく楽になります。

 

相手が少しでも理解してくれると、

その分だけ嬉しくなれますから笑

 

一度言ったくらいで分かる人は、
絶滅危惧種だと思った方が良いんです。

 

というか、そんな優秀な人は、

誰かの下について働いたりしてません。笑

 

自分一人でガンガン事業立ち上げたりして、

バンバン出世していきますから。

 

普通の人は、それができないから、

何度も伝える必要があります。

 

二回三回どころか、十回、いや、百回言って、

やっと10分の1でも伝われば、御の字だと考えるんです。

 

そういえば、amazonの本のレビューを見ていると

 

「この人の本は、同じような本ばかり」

 

みたいな低評価をつけてる方が結構いますよね?

 

僕も今よりはるかに不勉強だった頃は、

同じように思ったこともあるんですけど。。

 

でも、今ならその著者の気持ちが、
「ほんの少しだけ」分かる気がします。

 

一面的にしか物事を見れない人から

「どれも同じ内容」と批判されながらも、

同じことを形を変えて伝えられるのは、本当にすごいことです。

 

「同じことしか言ってない」

 

のではなく

 

「言ってることがブレてない」

 

ってことですから。

 

本の著者を批判するのは、

いつの時代も本を書いたことがない人です。

 

僕も本を書いて感じましたけど、

あの「産みの苦しみ」は大変なものです。

 

あれだけ苦労して出したものを

「内容が薄い」とか軽易ケチをつける人には、

死んでも理解できないはずです。

 

あ、ちなみに僕の書籍は今なら

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一度でも「産みの苦しみ」を味わった人なら、
絶対に「モノづくり」に関わる人を馬鹿にはできません。

 

書き手は、「同じようなこと」を手をかえ品をかえ、

繰り返し、「堂々と」伝え続けて良いんです。

 

「同じことしか言ってない」という、

何も分かってない傍観者の意見は、

褒め言葉として頂戴すれば良いんです。

 

で、懲りずに同じことを伝え続けるんです。

 

経営の神様ですら同じことを1000回言っていたんです。

 

だったら、神様でもない普通の人は、

同じことを10000回言うくらいで、ちょうどいいんじゃないでしょうか。

 

竹内

 

追伸

 

僕自身、生まれてこのかた

何度言われても理解しなかった「出来損ない」でした。

 

なので、何度言っても伝わらない人に、

そこまで悲観的に思うこともないんです。

 

人間なんて、そんなものだと思ってます。

 

期待し過ぎたら、しんどくなりますしね。

 

期待しすぎてたら、10000回なんてとても伝えられません。

 

追伸の追伸

 

この件はいくら言っても言い足りないくらい

大事なことなので、動画でも語ってみました。

 

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僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。

そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
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