個人的にけっこうショッキングな
ニュースが飛び込んできました。
こちらなんですけど。
「早稲田塾」首都圏11校閉鎖へ…少子化で苦戦(Yahoo!ニュース)
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東京、神奈川を始めとする
首都圏を中心に展開してきた、
現役高校生専門予備校の「早稲田塾」
その早稲田塾の全23校舎のうち、
半数にあたる11校舎を閉鎖するとのこと。
「早稲田」って名前がついてるけど、
別に「早稲田大学入学に有利」とか、
そういう関係性は一切ありません。
あと、「早稲田予備校」だとか
「早稲田アカデミー」だとか似たような
塾や予備校とも一切関係はないですね。
「なんか当事者みたいな言い方しますね?」
と感じたかもしれませんが、はい、
ちょっとこれは僕には他人事に感じません。
だって、この早稲田塾を運営する
「株式会社サマデイ」って、僕が
立教大学在学時に就職活動で内定もらって、
入社予定だった会社でしたからね。
ちなみにこの早稲田塾って、
AO入試とか推薦入試に強い予備校として、
首都圏ではそれなりに有名でした。
要するに「筆記のみの試験」以外の
選抜試験対策が充実していたってこと。
僕が入社する予定だった数年前、
早稲田塾はオリコンが発表していた
「顧客満足度ランキング」の塾・予備校部門で
6、7年くらいずっと1位を取ってました。
他にも小泉政権でブレーンだった
竹中平蔵氏を特別講師に招いた特別講座など、
一般的な塾・予備校には無いカリキュラムが
注目を集めていました。
詳しくは僕の電子書籍に書いたので
割愛しますけど、僕はいろいろあって
入社直前で早稲田塾への内定辞退して、
独立起業する道を選びました。
それが2013年の3月。
忘れもしない、入社までちょうど
一週間前の出来事でした。
そしてその翌年の2014年には、
早稲田塾は「今でしょ!」で有名になった
林修先生が講義する「東進ハイスクール」の
運営会社、株式会社ナガセに買収されます。
さらにその3年後、今の2017年に
これだけの「異変」が起きたわけです。
2014年の買収に続き、
2017年の校舎数半減。
うーん、あのまま起業せずに
入社していたら、僕もスタッフの一員として
この大騒動に巻き込まれていたのかと思うと、
いろいろ考えることがあります。
まず、真っ先に疑問に思ったのは、
閉鎖される11校舎分の生徒やスタッフは
どうなってしまうのかってこと。
生徒は返金対応とか転校なのかな?と
思いましたけど、スタッフはさすがにいくらか
人員削減(=リストラ)すんのかな?と思ってました。
そしたら、別の記事を見ると
どうも他校舎への移籍という形で
職員のクビは切らない方針みたいです。
これけっこう異例なんですよ。
だって、全23校舎中、
半数近い11校舎も閉鎖されるんですよ?
単純に数字だけで考えると、
社員の半数はクビになっても
おかしくないわけです。
(生徒数も同じく減るなら)
これがよくある営利企業とかなら、
勤続年数の長い社員などを対象に
「早期退職」を募ったりするところもあるでしょう。
しかし、それをしないどころか、
さらに生徒に至っては8割の生徒が
校舎を移動する「転校」措置になるとか。
これって閉める校舎は半分だけど、
いなくなる(=退塾)する予定の生徒は
2割ってことですからね。
生徒の過半数は継続して在籍させる、
それだけの戦略と自信がナガセ社には
あるのでしょう。
まあ最悪の場合、早稲田塾は東進傘下ですし、
近隣の東進に「他塾移籍」することも
できるようにはするのかもしれませんが。
さて、僕がこの早稲田塾のニュースを見て
いろいろ思ったことをいろいろ書いていきます。
高すぎる「固定費」はリスクが高い
「固定費」ってのは毎月必ず
出ていく一定額の出費のことです。
家賃、管理費、社員への給料、
住宅ローン、自動車ローン、
社会保険料などがそれにあたります。
早稲田塾はこの「固定費」に
めっちゃ金かけてました。
今回閉鎖が決まった秋葉原校とか、
東京のターミナル駅から徒歩3分の立地で、
10階建くらいのビル丸々早稲田塾って
感じでしたからね。
「第二の家」をスローガンに、
校舎の清潔さ、居心地の良さを
早稲田塾はウリにしていたので、
清掃費などもバカになりません。
で、ビジネスを始めると分かりますが、
この「固定費」に頭を悩ます人が
いかに多いことか。
現在固定費に悩んでなくても、
「ウチもそろそろ、六本木にでも
デカい事務所構えるか!」
みたいに調子こいて、六本木の
一等地に立派なオフィスを構えたのが運のツキ。
毎月のバカ高い家賃が足かせになって、
結局そのまま会社を潰してしまった
経営者の例も知っています。
熟練したビジネスパーソンならともかく、
ビジネス初心者はこの「固定費」は
真っ先に考えるべき、極力抑える項目です。
その点、僕がやっているような
ネットビジネスは固定費全然かかりません。
僕が今かかってる固定費なんて、
サーバー代、メルマガスタンド代、
ドメイン代、くらいのもんです。
あとは誰でも使ってる
毎月のスマホ使用料とか。
全部合わせても月に1万〜2万くらい。
日払いのバイトを月に2日やれば
誰でも維持できる「固定費」です。
よく、サラリーマン上がりの人が
お店を持つとか起業すると考えると、
いきなり事務所とか建物持とうとしたりします。
そりゃリスク高すぎます。
「起業はリスクが高い」って感じる人が、
想像する「起業」の形も、おそらく固定費が
とてもかかるやつをイメージしてるんじゃないかと。
ビジネス初心者なら、見栄を張らずに
自宅開業で全然構いません。
お店を持つとしても、
2階建の一戸建てなら
一階部分を使えば済みます。
「でも、自宅ではできない、
店舗でやるビジネスもありますよね?」
という反論も想定されますが、
なら自宅でもできるビジネスから始めて、
資金が出来てきたら店舗を持てばいいんです。
失敗した時に数千万円の借金を
背負ってでもやりたいなら、
一か八かの勝負に出てもいいと思いますけど。
なんか、「起業はリスク高い」と
過度に反応してしまう人って、いきなり
大きなリスクを取ろうとしてる傾向があります。
スマホも地図も持たずに、
知らない土地に踏み込むみたいな?
いやいや、地図もスマホも持てる
この時代に、そんな「蛮勇」はいりませんです。
固定費、舐めたらアカンです。
「損切り」の重要性
なんか世間の風潮的には
「早稲田塾オワコン」
「少子化の波に乗り切れなかった」
みたいな否定的な意見が多いみたいですけど、
僕は割と今回の縮小には肯定的です。
むしろ、早い段階で「損切り」に
踏み切れたことに、永瀬社長の決断力を感じます。
今回の校舎閉鎖って、教育業界としては
割と結構センセーショナルな出来事なんです。
確かに2014年に「河合塾」や「駿台予備校」と並んで
「日本三大予備校」の一角だった代々木ゼミナールが
20校舎を閉校すると発表したときも、結構なニュースになりました。
しかし、代ゼミの時と今回の早稲田塾が
決定的に違うのは、年度途中での閉鎖を
決めたことです。
代ゼミは一応、その年の受験が終わる
年度末をもって閉校しました。
でも、今回の早稲田塾は、
「受験の天王山」と言われる
8月の末、つまりまだ受験まで
数ヶ月あるところで「閉鎖」する。
「生徒がかわいそう」という批判が
必ず出ますし、倫理的にもそれは
まずいだろうとタブー視されてきたことを
損失の拡大を防ぐためにこの時期にやる。
前例のないことをやるということは、
逆に言えば「前例」ができてしまったということ。
つまり、今後年度内に「閉鎖」する予備校、
塾が出てきてもおかしくないってことです。
確かに生徒側からしたら大変かもですが、
経営サイドからしたら迅速な判断です。
しかも社員は引き続き雇用するらしいし、
生徒数もそこまで減らないなら、これは
経営的には最小限の痛みで済んだ
「損切り」なんじゃないかと思います。
ビジネスでもプライベートでも、
慢性的に不幸な人って「損切り」が
できない傾向があります。
・せっかくあれだけ勉強して入った大学だし…
・せっかく大学まで出て入った会社だし…
・これだけ長く付き合った彼氏(彼女)だし…
・せっかく結婚して、子供も生まれたし…
次に続く言葉が
「今さら辞めるのは…」
「今さら別れるのは…」
そんな感じでズルズル引きずって、
まるで喉に刺さった魚の骨のように、
毎日「小さな不快感」を引きずってしまうわけです。
僕も経験あるから分かりますが、
これはとてもストレスフルです。
たまに同世代の会社員で異常に
老けてて頭皮も薄い人と出会いますが、
話を聞くとやっぱりストレス抱えまくってます。
それに耐えられるうちはいいですけど、
それは積もり積もったら、いずれ爆発します。
というか、耐えてると思ってるのは本人だけで、
実際にはストレスに耐えられずに、暴飲暴食したり、
身内や恋人にキツく当たったりしてます。
他にもタバコの数が異様に増えたり、
お酒を飲む頻度が増えたり。
内部の「異常」は早いとこ対処しないと、
人の体も、会社も取り返しがつかないことになります。
会社で言えば、
巨額の損失を計上して倒産。
人間でいったら、いい年齢に達した時に
糖尿病や高血圧など重病にかかる。
交際で言ったら、別れたらすでにアラサー。
結婚で言えば、熟年離婚。
全部、早い段階で「異常」に対処して、
「損切り」できてれば化膿する前に治療できたんです。
そうならないためには、
「不吉な違和感」「小さな不快感」に
敏感になること。
そして、「我慢は美徳」という
誤った価値観をさっさと手放し、
見切りを早くつけられるように
なることが大事です。
僕も含めて、人間誰しも、
「頭ではやらなきゃって
分かってるんだけど…」
という「違和感」「不快感」はあります。
僕も就職してサラリーマンとして働くことに対する
「違和感」を直視できたから、早い段階で起業、独立して
自由な人生を手に入れることができました。
あのまま卒業、就職して今の年齢になってたら、
「せっかくここまで働いたんだし、、」
とかって考え方が邪魔をして、
会社を辞めるなんて決断はできなかったと思います。
薄々感じている「違和感」から
目を背けないことって大事。
自分に都合のいいことばかり
言ってくれる人や本、情報。
あるいは自分に都合のいい現実ばかりを
妄想して、足元すくわれないように
あなたも気をつけてください。
ちなみに、冒頭でちょっと言った
僕の電子書籍は以下から読めます。
あと、他にも色々教育業界だとか先生に関して
言いたいことが出てきたのでyoutube動画も撮りました。
竹内
追伸
ちなみに「損切り」できない大きな原因は
「サンクコスト」に囚われているからです。
「せっかくこんなにお金をかけたんだし…」
「せっかくこんなに時間をかけたんだし…」
「せっかくこんなに手間をかけたんだし…」
それが大きいと本人が感じてるほど、
それを手放すのを「もったいない」とか思うんですよね。
(せっかく大学まで出たのに就職しないなんて…とか)
サンクコストに関しては、「機会費用」の話も含めて
以下の動画でもう少し詳しく解説しています。
追伸の追伸
ちなみに僕は、予備校以上に莫大な「固定費」を
垂れ流してるのは、全国に広がる「私立大学」だと思ってます。
僕個人的には立教大学は好きですが、
私情を抜きにすれば不必要な「固定費」かけすぎです。
大教室とかいらない。
授業は東進みたく、オンライン配信で十分。
教授もあんないらない。
やる気の無い8割の「公務員的な教授」はクビにして、
カリスマ教授の授業を全国に配信した方が良い。
それら無駄の多い「固定費」の維持には、
学生に課してるバカ高い学費が使われてるんだから。
=================================僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。
そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
ありとあらゆる困難から逃げてきた「ヘタレ」でした。
一浪してやっと立教大学に入るも、
大学では体育会応援団リーダー部の活動で
授業をサボりまくり、2年間留年しました。
そんな僕でも、立教大学卒業後、
起業して2年間で10億円以上の売り上げを
文章だけで叩き出すことができました。
一度も会ったことがない人にも、
50万〜100万のサービスがバンバン売れました。
文章だけで一度も会ったことがない女性を
落とした経験もあります笑
ちょっと意味わからないですよね?
でも、僕に何か特殊能力があったわけではありません。
ただ、「ある人との出会い」と「普通に生きてたら知れない情報」を知ることで、
僕は2年という短期間で生まれ変わったかのように、人生を変えることができました。
結局、「知ってるか知らないか」なんですよね。
能力や才能やセンスではなく。
でも、それは普通にネットを検索しても出てきません。
本当に人生にインパクトを与えるような情報って、
無料の検索手段使ったくらいじゃ、手に入らないんです。
でも、ちゃんとした「人との出会い」があれば、
誰でも手に入れることができるし、「知るだけ」で
いま何歳だろうと、誰にでも習得できることなんです。
「普通の人が知らないこと」を知るだけ。
それだけで、僕は自信もお金も人脈も全て手に入れることができました。
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