「最強伝説黒沢」は隠れた名作。カイジやアカギよりも面白い

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これは本当に感動しました。

 

ただ、読んだ人の評価は
真っ二つに分かれるかな?って感じもします。

 

竹内です。

 

僕が最近読んだ漫画で
素晴らしい、というかかなり
感動したマンガを紹介&レビューします。

 

それがこちら。

 

最強伝説黒沢


最強伝説黒沢全11巻 完結セット (ビッグコミックス)

 

表紙の男の「アゴ」を見て、
即座に敬遠するのはちょっと待ってほしい笑

 

はい、絵柄から分かる通り、これは
『賭博黙示録カイジ』や
『闘牌伝説アカギ』で有名な、
福本伸行さんの作品です。

 

福本さんの作品って、
万人ウケはしないんですよね。

 

というか、女子ウケしない。

 

ただ、コアなファンには絶賛される。

 

ジャンプだと『ジョジョ』みたいな作品ですね。

 

で、この「黒沢」って、
「カイジ」や「アカギ」に比べて
知名度は低いんです。

 

ただ、この「黒沢」が他の
福本伸行さんの作品と一線を画してるのは、
「ギャンブル」が一切題材になってない点です。

 

「カイジ」も「アカギ」も、
最近ドラマ化された「銀と金」も、
全部麻雀やらなんやらのギャンブルが出てきます。

 

しかし「黒沢」には
一切ギャンブル描写がありません。

 

どんなストーリーかを軽く説明すると、、、

 

====================

主人公は44歳の土木作業員で、
冴えない中年男性の黒沢。

 

「学歴」無し
「彼女」無し(ちなみに素人童貞)
「貯金」無し
「人望」無し

 

のステータスで、ダラダラと
日々を過ごしながらも、
どこかやりきれない苦悩を
抱えながら日々を過ごす。

 

ある日、自分の人生に疑問を募らせ、
「人望が欲しい」「こんな人生嫌だ」と
奮起するも、やることなすこと全てが裏目にでる。

 

典型的な不器用人間の
哀愁と苦悩の日々を描くマンガ。

====================

 

という感じ。

 

「黒沢」を読んだ人の感想は、
見事に真っ二つに分かれるそうです。

 

「マンガを読んで初めて号泣した」

「これはもはや文学的芸術で、人生哲学本」

 

と絶賛する人もいれば

 

「何がいいのかさっぱり分からない」

「なんでそんなに悩むのか理解できない」

「絵が生理的に無理」笑

 

という人もいるみたいです。

 

まあ、amazonレビュー見ると、
圧倒的に絶賛してる人が多いんですが。

 

これ読んで絶賛、感動できる人って、

 

「自分の人生、このままで終わりたくない」

「何をやっても上手くいかない、空回りする」

「悔しい、自分も何かしたい!でも怖い、、」

 

みたいな、やり切れなさみたいなものを
抱きながら日々を生きてる人ですね。

 

44歳、中年オヤジの葛藤を
描いてるんですけど、20代の僕は
黒沢に自分を重ねてしまいました。

 

多分、10代の頃の僕に見せても、
黒沢に激しく共感していたはずです。

 

そういえば、ホリエモンこと
堀江貴文さんも著書の中で、

 

「自分も一歩間違えたら、
『黒沢』と同じ人生を歩んでいたかもしれない。

そう思わせるリアリティが
この作品にはある」

 

って書いてました。

これには僕も超共感しました。

 

はい、別に僕は土木作業員でも、
彼女いない歴44年の中年でもありません。

 

でも、「黒沢」が抱える葛藤、
苦悩には、めちゃめちゃ共感できるんです。

 

黒沢って本当にどうしようもないですし、
見た目もやってることも「醜い」んです。

 

ダサいんです。

 

でも、そこに圧倒的な
「リアリティ」があるんです。

 

例えば漫画の中のワンシーンで、
黒沢が不良に因縁をつけられて、
窮地に立たされる場面が出てきます。

 

そこで黒沢が心の中で
つぶやくセリフが名言すぎる。

 

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ありはしないのだ…!
苦しい時に仲間が駆けつけるみたいな…
んな調子のいいことは…!
そんなのは……
フィクションの中だけの話だ…!
現実にはありはしない…!

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週刊少年ジャンプ的展開だと、
ピンチの時に必ず「仲間」が助けに来ます。

 

僕はそういうシーンは嫌いじゃないです。

 

見ていて爽快でもありますよ。

 

でも、、「現実」の自分の人生で、
そういうシーンって、まず無いですよね。

 

なんとかするしかない。

でも、どうしたらいいのか分からない。

 

そんな不甲斐ない自分に自己嫌悪する。

 

自分に対する「自信」を失っていく。。。

 

社会人として働く会社員の方々なら、
そういう場を必ず経験しますよね。

 

無力な自分、悔しい、、悔しい…!!!(←福本マンガ風に書くとこんな感じか笑)

 

それでももがく、あがく黒沢。

 

そんな黒沢の背中に、
心が打たれるんですよ。

 

あとは、ストーリーの冒頭、
黒沢の物語が始まる場面も、
個人的に超共感しました。

 

舞台は2002年、ちょうど
「日韓ワールドカップ」が
やってた年です。

 

テレビの前で日本代表の活躍に
喜び、盛り上がる黒沢と土木作業員の仲間たち。

 

盛り上がる仲間たちをよそに、
黒沢の中には1つの疑問が浮かびます。

 

その時のセリフ。

 

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あの日…あの日…
分かってしまった……!
俺は唐突に……
分かってしまった…!
感動などないっ…!

 

他人事じゃないか…!
どんなに大がかりでも、あれは他人事だ…!
他人の祭りだ…!

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分かるわあーーーー笑

 

僕も奮起したきっかけが、
ブラウン管の向こう側で
活躍する選手を見ていた時でした。

 

忘れもしない、2006年の
夏の甲子園大会の決勝の試合です。

 

斎藤佑樹選手と
田中将大選手の投げ合い。

 

自分とほとんど年齢が変わらない、
2人の高校生が炎天下の中投げ合う
姿を見ていた時です。

 

鳥肌が立つほどの感動と同時に、
あの時は自分に対する凄まじい
「無力感」を感じました。

 

==================

この人たち、マジですごい…!!

でも、でも、、、なんだこの気持ち!

 

悔しい!なんで、なんであそこに俺は立てない!!

 

俺も立ちたい!…マウンドに!

主役になりたい!観客ではなくっっっ!!

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↑その時の僕の心境です。

 

「黒沢」の中に、
こんなシーンはありません笑

 

ほんと、それまでの人生、
何をやっても空回りでした。

 

好きな人ができても、
アプローチすればするほど
「キモい人」認定されてた。

 

勉強しても成績が
全然上がらない。

 

スポーツやっても
活躍できない、モテない。

 

人気者になりたかった。

スポットライトを浴びたかった。

 

その想いがふとしたきっかけで
爆発し、そこから人生が一気に変わり始める!

 

…………なんてことになったら、
それは「ワンピース」の世界なわけで笑

 

実際には奮起したはいいものの、
怖気付いたり、逃げ出そうとした
ことだって何度もあります。

 

辛くて厳しいと言われる
立教大学体育会応援団に入り、自分を鍛え直そうと
思ったけど、何度も逃げ出そうとしましたし。

 

内定決まってた就職先を辞退して、
自分でビジネスやろうとしたけど、
しばらく1円も稼げず、フリーターみたいな
生活送ってた時期もあったし。

 

「奇跡」なんて起きませんでしたよ。

 

ここに至るまで、ブサイクな
「軌跡」を描きましたよ。

 

まさにこのマンガに出てくる
「クロサワ」のようにね。

 

ピンチになったら、
仲間が助けに駆けつける。

 

必殺技を習得して、一気に大逆転。

 

そんな「ご都合主義」が無い。

 

ひたすらブサイクに、
「運命」に抗おうとする黒沢。

 

そんな「黒沢」の人生に、
不器用で不細工に生きて来た
自分の人生を重ねてしまうと、
涙なしには読めない作品です。

 

適当に人生うまくいっちゃった、
人生順風満帆な人には、たいして
何も感じないかもしれませんが。

 

僕は読んでいて何度も
胸が詰まりました。

 

「人生、このままでは終わりたくない」

「いくつになっても、諦めたくない」

 

そんなオヤジや青年なら、
必ず感じるものはあると思いますよ。

 


最強伝説黒沢全11巻 完結セット (ビッグコミックス)

 

「Kindle unlimited」なら、
3巻まで無料で読めるみたいですね。

 

そこまで読んで面白そうなら、
その先も読んでみればいいかと。

 

僕は気がついたら、
11巻全巻通し読みしてしまいました。

 

感想としては、「カイジ」や
「アカギ」よりも名作です。

 

ブログ記事で解説しきれなかったことは

youtube動画でも解説してみました。

 

読んでみたければ以下からどうぞ。


最強伝説黒沢全11巻 完結セット (ビッグコミックス)

 

竹内

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僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。

そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
ありとあらゆる困難から逃げてきた「ヘタレ」でした。


一浪してやっと立教大学に入るも、
大学では体育会応援団リーダー部の活動で
授業をサボりまくり、2年間留年しました。


そんな僕でも、立教大学卒業後、
起業して2年間で10億円以上の売り上げを
文章だけで叩き出すことができました。


一度も会ったことがない人にも、
50万〜100万のサービスがバンバン売れました。


文章だけで一度も会ったことがない女性を
落とした経験もあります笑


ちょっと意味わからないですよね?


でも、僕に何か特殊能力があったわけではありません。


ただ、「ある人との出会い」と「普通に生きてたら知れない情報」を知ることで、
僕は2年という短期間で生まれ変わったかのように、人生を変えることができました。


結局、「知ってるか知らないか」なんですよね。
能力や才能やセンスではなく。



でも、それは普通にネットを検索しても出てきません。


本当に人生にインパクトを与えるような情報って、
無料の検索手段使ったくらいじゃ、手に入らないんです。


でも、ちゃんとした「人との出会い」があれば、
誰でも手に入れることができるし、「知るだけ」で
いま何歳だろうと、誰にでも習得できることなんです。


「普通の人が知らないこと」を知るだけ。
それだけで、僕は自信もお金も人脈も全て手に入れることができました。



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自信、お金、人脈ゼロの状態から今のステージまで
引きあがることができたのか?それを全て無料で公開しています。


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