前回のこの記事の続きで、アダム・グラントの本のレビューの続きです。
→ 【第1話】全人類必読の書、アダムグラント『ギブアンドテイク』の書評&感想
もっとも収入が高い層が利他的な「ギバー(giver、与える人)」であり、
もっとも収入が低い層も利他的なギバーだとお伝えしましたね。
なぜ「利他的」で、自分よりも他人の利益を
考えるギバーが、こうも収入額が真っ二つに分かれてしまうのか?
それは、社会的にもっとも収入額が高いギバーと、
社会的にもっとも収入額が低いギバーは、
根底にあるマインドが全然違うんです。
収入額が低い、利他的なのに貧しいギバーって、
「自己犠牲的」なんですよ。
困っている人がいたら
助けてあげたくなるのが「ギバー」なんですが。
自己犠牲的な「ギバー」って、
自分の生活もままならないのに、
見境なく「奉仕」しようとします。
これは、僕にもとても思い当たるフシがあります。
僕はかつて、100万円近い自己啓発セミナーに、
参加者として参加したことがあります。
そこには、講師の会社の社員だけでなく、
「ボランティアスタッフ」のような人々も参加していたんですね。
その人たちは、そのセミナー講師が
これまでに開催してきたセミナー受講者で、
無償で「お手伝い」を申し出た人たちです。
別に、そこでスタッフとして働いたって、
「給料」は発生しないんですよ。
でも、彼らは自己啓発セミナーで
「与える人が成功する」って教えを
徹底的に叩き込まれているので、
自分の労働力を講師に率先して差し出すんです。
確かに、その教え自体は間違ってないんですよ。
ただ、問題はその「ボランティアスタッフ」の中に
「あなたは人の手伝いをする前に、自分の生活なんとかした方がいいんじゃない!?」
とつっ込みたくなる人が多かったことです。
セミナー講師だって、
無償でお手伝いしてくれたら、
「人件費」がかからないから大助かりです。
僕もそうですが、そういうところで、
自分の損得勘定を抜きにして働いてくれる人は、
何か「お返し」をしてあげたくなる心理が働きます。
しかし、自分の生活がままならないのに
手伝ってくれる人は、ちょっと問題です。
それは、経済的に自分が満たされないのを
「ボランティアスタッフ」という形で貢献することで、
自分の存在価値を確かめているだけです。
かなりキツい言い方をしてしまうと、
「無償で貢献してる自分に酔ってる」んです。
そのマインドだと、残念ながらいつまでたっても
「貧乏ボランティアスタッフ」のままです。
対して、社会的にもっとも収入額が高いギバーは、
なんというか、、結構打算的なんですよ。
勘所を分かっているというか、
「どのタイミングで」「誰に」貢献するべきか、
分かっているんです。
収入額がもっとも高いギバーは、
利己的な「テイカー(taker)」のために奉仕しません。
対して、収入額がもっとも低いギバーは、
相手が利己的な「テイカー」だろうと、奉仕してしまうんです。
でも、テイカーは自分のことしか考えてないので、
その奉仕が返ってくることはありません。
「ボランティア疲れ」をする人とかも、その典型ですね。
たまにホームレスの炊き出し支援なんかを
ボランティアでやってる人がいますが、
ホームレスの多くは「テイカー」です。
中にはいますよ?「ギバー」なホームレスも。
でも、そのほとんどは「テイカー」なので
その支援が報われることはありません。
テイカーなホームレスはますます自立しようとしなくなり、
「支援してもらって当然」という態度になっていきます。
そこで自己犠牲的なギバーは頑張ろうとしますが、
その努力はいずれ限界がきます。
子どものわがままを何でも聞いてしまう親も
自己犠牲的な「ギバー」ですね。
彼氏のわがままを何でも聞いてしまう彼女もそう。
自己犠牲的なギバーは、敵を作らない、
人当たりのいい「優しい」人たちなのですが、
収入額が一番低いとは、皮肉なものです。
「見境なく何でも相手の要求をのむこと」が、
「ギブ(give)」とは限りませんよね。
本当に相手のためを想うなら、
あえて「与えないこと」ができるのが、
収入額の高いギバーになる秘訣です。
収入額の高いギバーは、同じく
「ギバー」の人と付き合いたがります。
もし、収入額の高い、社会的地位のある人と
つながりを持ちたいなら、自分が「ギバー」にならないといけません。
「自分には何も与えるものなんてない」と思うかもしれません。
しかし、そんなことはありません。
ちょっとヒントを伝えます。
例えば、都内に住んでいて車を持っているなら、
お金を稼いで都内で定期的にセミナーや講演会を
している講師に、こんなオファーを投げられます。
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「〇〇さんのセミナーに参加したことがある××と申します。
セミナー後の懇親会とかで、帰りが遅くなりそうな時は言ってください。
深夜何時になっても、メール1本くれたら迎えに行きます。
そうしたら、タクシーを捕まえる手間も、タクシー代もかからないです」
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僕はセミナーはほとんどやりませんが、
こんなメッセージ来たら、この人に興味持ちますよ。
このオファーは結構魅力的です。
まず「深夜でも来てくれる」ってところに、この人の「本気度」を感じます。
手間は深夜に出動することと、車の運転くらいです。
都内の送迎だったら、ガソリン代なんてたいしてかかりません。
それ以上にリターンがデカいですこれは。
まず、そんなことを提案してくる人はいませんから、
それだけでその人に顔と名前覚えてもらえます。
つまり、チャンスが舞い込む確率が格段に上がります。
しかも、送迎中、その人を独り占めできる。
色々話をしていく中で、「成功の秘密」とか、
自分が一生かけても辿り着けないような「知恵」を
話してくれる可能性もあります。
実際、僕は年収が「億」を超えるような人と
車で同乗させてもらったことが何回かありますが、
移動中の10分だけでも、メモを取る手が止まらないくらいの知識をもらえました。
本を読んでもネットで探しても手に入らない
知識や経験が、運転するだけで手に入るんです。
こんなに費用対効果が高い投資もありません。
全員が反応するとは限りませんが、
10人くらいにこういう提案のメッセージ送れば、
誰かしら飛びつくんじゃないですかね?
収入の高い「ギバー」に何かしてもらいたければ、
自分も何かしら「ギブ」しないといけません。
「自分にはあげられるものは何もない」というのは、
自分ばかりを見て、相手が見えていません。
収入が高い人でも、意外なことで不便を感じてたり、
些細なストレスを感じる瞬間があります。
相手の立場になって考えたら、それが見えてきます。
その中で、「これなら自分にもできそう」というものを提案する。
これがビジネスでいうところの「マーケティング」です。
マーケティングとは小難しい理論をこねくり回すことでも、
カタカナやアルファベットの用語を偉そうに喋ることではありません。
相手がハッピーになり、自分もハッピーになる、
そのために現状打つべき手を考えるための「武器」なのです。
マーケティングを知りたければ、
以下から僕のメルマガに登録してくれたら、
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世の中にもっとギバーが増えたら、
ギスギスした世界がもっと優しくなると思ってます。
なので、この本を勧めています。
マジで、この本の内容全人類が読んで体得したら、
世界が変わると思っています。
GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 三笠書房 電子書籍
あと、第1話を読み直したい人は以下からどうぞ
→ 【第1話】全人類必読の書、アダムグラント『ギブアンドテイク』の書評&感想
ふー、やっぱ記事にして解説するのは限界がありますね笑
もっと書きたいことはあるんですけど、
語りきれなかったことは動画で解説してます。
僕は作文で一文字も書けないくらいの文章オンチでした。
そして、きついこと、つらいこと、続けること、厳しいこと、
ありとあらゆる困難から逃げてきた「ヘタレ」でした。
一浪してやっと立教大学に入るも、
大学では体育会応援団リーダー部の活動で
授業をサボりまくり、2年間留年しました。
そんな僕でも、立教大学卒業後、
起業して2年間で10億円以上の売り上げを
文章だけで叩き出すことができました。
一度も会ったことがない人にも、
50万〜100万のサービスがバンバン売れました。
文章だけで一度も会ったことがない女性を
落とした経験もあります笑
ちょっと意味わからないですよね?
でも、僕に何か特殊能力があったわけではありません。
ただ、「ある人との出会い」と「普通に生きてたら知れない情報」を知ることで、
僕は2年という短期間で生まれ変わったかのように、人生を変えることができました。
結局、「知ってるか知らないか」なんですよね。
能力や才能やセンスではなく。
でも、それは普通にネットを検索しても出てきません。
本当に人生にインパクトを与えるような情報って、
無料の検索手段使ったくらいじゃ、手に入らないんです。
でも、ちゃんとした「人との出会い」があれば、
誰でも手に入れることができるし、「知るだけ」で
いま何歳だろうと、誰にでも習得できることなんです。
「普通の人が知らないこと」を知るだけ。
それだけで、僕は自信もお金も人脈も全て手に入れることができました。
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